札幌冬の陣 エピローグ
管理人は、人とどう付き合っていくのかがイマイチ良く分からない。
初対面の人、数回会った事のある人、何度も一緒に出掛ける人。webでしか言葉を交わさない人。
それぞれ、どの程度気安くしたら良いのかが分からない。丁度良いのがどの位なのかはかれない。
そんなだから、時々人に怒られる。『水臭い』とか『遠慮すんな』とか、『冷たい奴だ』とか。
言われてまた、距離感が分からなくなる。
付き合いを保ちたい人相手であると、思えば思う程に、腰が引けてしまうのは
間違ってもその人に嫌われたくないが為である。『図々しい』とは間違っても思われたくない。
そんな管理人にとって、滅多に会う事の叶わない人と言うのは態度に窮し、
またそんな感情が表に出るのだろう、得てして疎遠になってしまったりもする。
そんな失敗も数多くしてきた管理人は、今回は何も考えずに思い切り開き直って
歓迎してくれた柏倉氏に、テンションそのままでぶつかってみた。
結果はどうであったろうか、それは管理人には分からない事だ。
でもそれが当たり前なんだ。別の人なんだから。小学生でも知ってる事を、今更思い知った。
柏倉氏は笑顔で迎えてくれた。
夏にまた会いましょう、そう言ってくれた。
旅行の全てが終わって帰宅し、webで柏倉氏のサイトを訪問した。
友人の文字をそこに見た時、管理人は不覚にも涙を流してしまった。
あぁ、俺は一人で馬鹿の様に考えて考えて、何をしてきたのだ。
求めていたものは、既に胸の内にあったのだ。
Special thanks to 柏倉 恭三