〜実践編〜
(日記風)


第一日目
検査約一週間前

ZXRの名義変更に陸運局へ。この時点で車検満了まで残り数日(汗)
さほど混んでいる風にも見えない今日の沼津支局・・・取り敢えず相談窓口に声をかける。
「えーと、スイマセン。バイクのユーザー車検の事なんですけど・・・」
「あ、はいはい。そしたら○番の窓口へどうぞ〜」
三つほど隣の窓口へ行くと既にセットになって置いてある書類を渡され
「こちらの必要箇所を全部記入して・・・必要書類は揃ってます?予約はされました?」
慣れた風で矢継ぎ早にまくし立てらるが、どうも何か勘違いしてらっしゃる様子・・・
「いや、何にも分からないので今日は下見なんですケド(汗)」
「・・・あ、そう。そしたらね・・・」
微妙な間の後に一通りの説明をしてもらって買わないといけない書類を買い、
検査ラインの見学に向かうが四輪ばかりで二輪の人が居ない。
「・・・まぁ何とかなるんじゃね?(楽観的とゆーかメンドくさくなった)」
とゆーか、名実ともに我が物となったZXRにちょっと感動して
舞い上がってしまってしまってました(←あほ)

教訓
後で困るのは自分なのでしっかり下調べ&見学しましょう



第二日目
検査前日

車検前には整備しないとイケナイらしい・・・
とゆー事で買ってきた[自動車定期点検整備記録簿]に記入しつつ素人整備に着手。
今回はZXR自体の購入から間が無い(=お金ない)ので交換しておきたい消耗品も見なかった事に・・・

チェーンなんか明らかに寿命なのだが、若干過剰に張って見なかった事に(汗)
光軸は家の壁に当てて、ライト自体の高さよりも若干低めに調整しておく
(基準が分からないので光軸に関しては再検査への覚悟も準備・笑)。

マフラーは購入当初から社外品が付いていてノーマルは手元に無い。
そんなに大きな音量でもないし、実際にどうにも小細工のしようがないので放置。

ここでトラブル発生!!
ブレーキパッドの残量も書かないと行けないらしいので外してチェック。
そのまま装着しとけば良い物をあまりに汚いのでキャリパー(リア)を洗い始める管理人、
椅子に座ってやれば良いのにしゃがんで作業していたのでよろけて
咄嗟に手を伸ばした先が・・・ブレーキペダル(汗)必死に元に戻そうと一苦労する羽目に・・・(汗)

教訓
スキルに沿って計画を立てましょう
  余計な事はするもんじゃありません(汗)



第三日目
検査当日

家を出て一番近いガソリンスタンドで空気圧のチェックと、ついでに給油。
そのまま朝の国道を沼津のはじっこまでまったり走行する、
沼津支局へ近づく程に緊張してくる・・・だいじょぶなのかしら(汗)
とか考えつつも到着。不安を象徴するかの様な天候です(汗)

暗雲の沼津支局

窓口に書類を提出する。と、何よりも前のオーナーさんから貰った自賠責の証明が
雨に濡れたのかしわしわな上に、領収のスタンプが消えかかっているのをチェックされる
まぁ、良ぉぉぉぉぉぉぉく見れば痕跡がギリッギリ分かるだろうと苦笑と共にOKを頂いて
ZXRと一緒に検査ラインへ移動する。

検査ラインの入り口

検査ラインに入る前に検査官のチェックを受ける。
ライトヤウィンカーのチェックもこの時に受けるので跨ったまま、
エンジンもかけっぱなしで受けていたが社外品マフラーには目もくれず。
軽く心の中でガッツポーズをしたのは言うまでもない(笑)

あっさりハンコを貰ってさくさくっと検査ライン(↑の写真の建物の中)に入る。
ラインの中には基本的に検査官は居ない、スピーカーで指示されるのだが
エンジンかけた車がいっぱいで騒々しい+メット被ってて聞き取れない(汗)
まごついてると思いっきりむっとした表情の検査官が登場、
「分かんないなら見学して分かってからにしなさいっ!!!」
・・・何もそんなに怒らなくても(汗)
仕方無いのでエンジンも切ってブレーキ検査、合格を貰う。
が、その後の光軸がダメと言われ再検査を受ける事になる。

一旦検査ラインを出て、落ち着く為に煙草を一本吸う。
建物に向かってZXRを停めて、さて調整しよう・・・と待て待て
左右上下、どう調整すりゃあ良いのか分からん(汗)
検査の書類を見るとと書いてある・・・下を向き過ぎって事か?
確信が持てないので書類を手隙っぽい検査官に見てもらい、教えてもらう
と書いてあるのは下を向き過ぎと言う事らしい。
で、調整しよう・・・として気がついた。昨日の調整の時に
管理人はZXRには跨ってなかった。そして調整したのはほんの少し・・・

このまま・・・もう一回・・・やってみちゃおっかな〜

何も調整しないままで再び検査ラインに、今度はメットを脱いで
メットホルダーにかけていざ挑戦。
ブレーキチェックの部分は素通りして光軸チェックの機械へ。
やはり指示が聞き取りにくい・・・エンジンを切ってハイビームに切り替え、
今度はシートに体重をかけないで直立状態を支えるだけにして検査結果を(数秒)待つ。

合格のランプが点灯した!やった!成功だ!
バイクから降りてスタンプを押し、検査ラインを出ようと・・・出・・・アレ?(汗)


バッテリー上がってるー(汗)
短時間にエンジンかけたり切ったりした挙句にハイビームにしてりゃ上がるわなぁ(汗)


こんなトラブルを悟られたら
「やっぱダメ」
とか言われてしまうかも知れん・・・落ち着いてZXRを押して検査ラインを出る。

その後は書類の正式なチェックを受けるがここでもやはり
見咎められたのは自賠責のスタンプが消えかかってる事(汗)
うっすらと見える事と、最初の窓口で大丈夫と言われた事を強調して
何とか書類の検査も終了(汗)


新しい車検証とシールを発行されて、無事ユーザー車検は終了となりました。


教訓
予想外の事が起きても動揺しない(汗)
必要以上に緊張しない
だからって楽観視し過ぎもどうかと思われ(汗汗)



検査場を出てからの押しがけは、
今までで一番ZXRを重いと感じました(汗)