みちのくさすらいツーリング第三日目


起床9:00頃

porter360さんとお子さんの声で目が醒める。携帯のアラームは止めた形跡も無い。
やはり殺伐と距離を稼いで昨日の内に宮城入りしておいて正解だったのかも知れない。
朝の挨拶をした後にご家族に混ざって朝食までご馳走になる。非常にまったりとした時間。

今日はやはり宮城在住の柿Pさんと岩手県在住のねねさんと3人で山形県に入り、
山形県在住のすけべだいまおうさんも交えて新蕎麦をたぐる約束になっている。
待ち合わせは東北自動車道仙台宮城ICに11:00と余裕たっぷりだが
遅刻する訳には行かないし、何より見知らぬ市街地を見知らぬ道で通過しないといけない。
10:00の声が聞こえたところで身支度を整えて・・・鍵がありません(汗)

R4まで先導してくださると言うporter360さんとあちこち探す羽目に(汗)
無事見つかりはしたが見つかった場所が箱の中と言うのには我ながら呆れた。
しかも時計を見たらパッキングも含めて30分ほど浪費している事に気付いて慌てて出発。

R4に出て少し走って先導してもらったporter360さんとお別れする。お世話になりました。
途中でR286にスイッチして東北自動車道仙台南ICへ。
有料道路は極力使わない方針だが時間的に見て危うそうなのでここは高速に乗る事に。
と言っても6km弱の短い区間で料金も250円ととってもリーズナブル(笑)
基本的に登り坂だらけの区間だが流れは速い。6速だと失速するので5速で、
誇張無しで本当にアクセル全開で走りきる(笑)お陰で約束の11:00ちょうどにICに到着。
一番左の料金所の正面に約束の休憩所が見え、そこには立ち上がって一般道の方を見つめる人が二人・・・。
そう、高速を使うのは出発前にporter360さんと話していて思いついた事。二人が知る由も無い。
存在を知らせるべく、用も無いのにアクセル全開フル加速で休憩所に入ってやっと気付いてもらえました。

柿Pさんとは共通の友人の結婚式の二次会以来三度目だが相変わらずシブい。今日はお子さんも一緒だ。
ねねさんとは初めてのご対面になる。メールやあちこちのBBSでお話はさせて貰っていたが
予想以上にきれいな方で、正統派美人さんに弱い管理人としてはどうにも照れる。

挨拶もそこそこに柿Pさんの先導でR48を西へ向かう。休日の車の多い中を進むと
街中の風景が次第に紅葉の始まりかけた山の中を通る道に変わってきた。

信号待ちの管理人 shot by ねねさん  山道を行く管理人 shot by ねねさん

峠道を下りて辺りが果樹園ぽくなってきた頃にR48を外れて更に進み、目的の蕎麦屋さんに到着。
一旦通り過ぎてから駐車場に入り、すけべだいまおうさんに連絡を取ると直ぐに向かうとの事。
すけべだいまおうさんは今日はお仕事なのだが昼休みに抜け出して来てくださるらしい。
駐車場で待つ事しばし・・・国産SSにジャージですけべだいまおうさんが颯爽と登場。
すけべだいまおうさんとは二度目の対面だが知らぬ間にシブい髭をたくわえてらして意表を突かれる。

プチオフ参加者が全員揃ったところで幟が無かったら民家にしか見えない蕎麦屋さんに入店。
すけべだまおうさんオススメの『割り箸のような蕎麦』を注文する管理人、
柿Pさんとすけべだいまおうさんの何か言いたげな雰囲気が引っかかるが、言っても蕎麦ですよ。
どれだけ太いか知りませんが蕎麦好き・蕎麦食いなら折角の新蕎麦、さくっとたぐっておかないとでしょ。

新蕎麦打ちたては時間がかかるので談笑しつつTVを見たりまったり過ごしていると
蕎麦の前にお通しが登場・・・わらびの漬物なのだけれどこれが一本丸漬け。初めて見たよこんなの。
サイズは兎も角、美味しいお通しを食べて少しした頃に蕎麦が運ばれて来たってコレ・・・

ちょちょちょ、ちょっと待って(汗)コレ・・・・・・・・・蕎麦?(汗)

わらびの一本漬け・・・初めて見ました  割り箸蕎麦 割り箸と比べて下さい

そこいらのラーメンよりも全然太い、噛み応えがあり過ぎる程にある蕎麦は
噛むほどに香りが口の中に拡がり非常に旨い。旨いのだけれど・・・食べるの大変(汗)
しっかり噛まないと飲み込めない、しかし良く噛むと満腹感が促進される、
旨いからどんどん食べたいのに手が進まなくなる・・・こんな蕎麦は初めてだ、
困惑しながらも同じ蕎麦を頼んだすけべだいまおうさん・柿Pさんに大きく遅れてなんとか完食。
しかし思いっきり腹いっぱいで蕎麦湯を楽しむ余裕はどこにも残っていませんでした。
蕎麦だけでここまでお腹いっぱいになったのも、蕎麦湯を飲めなかったのも初体験でした。

蕎麦屋さんの駐車場で日本海を見に秋田へ向かう事を決めてすけべだいまおうさんにルートを聞くと
地元のすけべだいまおうさんから雲を見て「月山は雨だろう」とのアドバイスを頂いて、
距離を稼ぎたいのも考慮に入れて新庄市を抜けて行くルートで行く事に決める。
柿Pさんと息子さん、ねねさんに見送ってもらってすけべだいまおうさんに先導してもらってR13へ。

狭い道でもジェントルなライディングのすけべだいまおうさんとR13で分かれて新庄市へ向かい、
新庄市内でR13からR47へスイッチ。ここからは日本海を目指して一路西へと向かう。

R47は途中から最上川と並行して進む格好になる。
茶色い流れは一見すると緩やかに見えるが信号待ちなどで良く良く見るとかなりの急流なのが分かる。
途中、川下りをしている船を何艘も見かける。台風の影響で多少なりと増水しているのじゃあ・・・ないの?(汗)

撮影したのは全然普通の農道  田園の中のまっすぐな道を貸切

酒田市でR47からR7号にスイッチ、北上していくと市街に大型スーパーを発見したので寄り道。
お肉コーナーをうろうろしていると山形牛の半額シール付きを発見したので購入。
実はこれもすけべだいまおうさんの入れ知恵で、普段の管理人なら隣のオージービーフにする所(笑)
お肉にカップヌードル、今回は出番が無いかと持ってこなかった塩コショウも購入して再出発。R7を北へ、秋田県へ。

陽が傾きかけた頃に山形県から秋田県に入る。やっと県境いで写真が撮れたと思ったら暗過ぎてすっかり夜みたいに(汗)
秋田県に入ってR7を進むと途中に駐車場を発見。立ち寄って一服しながら夕闇の日本海を撮影。
途中で脇道に入って海岸に降りて更に撮影。もうお解かりかと思いますが朝焼け・夕焼け・夕闇フェチな管理人なのですよ。

遂に秋田県に突入 夜中みたいだけど違うのよ(汗)  夕闇迫る日本海

うん、かっこいいね、うん  海岸近くまで降りてみた

寝床をどうしようか考えながらR7を北上して行くと道の駅象潟に辿り着いた。
でかい建物の中に入ってみると温泉があるらしい。海沿いは風も強く、
陽も落ちきって寒くなってきたので寝床より先に温泉に入る事に決める。
350円/90分と言う料金で決めた要素が大きいのだけれどこれがいい方向でミス。

二つある湯船の一つは若干茶色がかった色に海水の味のする湯が身体の芯まで温めてくれる。
窓の外は殆ど何も見えない夜の日本海が広がるが目を凝らすと遠くの灯台の灯りなどが見える。
普段、そう長風呂ではない管理人だがここはじっくりゆったり浸かって疲れをとる。
唯一の難点は浸かっていると唇がやたらと乾いて仕方が無いという点だけだろうか。
湯上りにインナー(分かり易く言うならババシャツ&モモヒキ)を上下着込んでおく。

携帯のチェックをすると何故かメールと着信履歴が何件も入っていて驚く。
メールを見てみると新潟で大きな地震があったとかで安否の確認のメールだった。
休憩スペースのTVを見ると相当な地震だった様だ。時間的に走っていた時になる様だが
正直言って全然気付かなかった。無事である事の返信とコールバックを済ませる。

駐車場の相方のところに戻って地図を確認。新潟に南下はしない方が良かろうと
北上する方向でキャンプ場など寝床になりそうな場所を探していると突然声をかけられる。
声の方向にはほぼ金髪の茶髪ロン毛の若い兄さんが一人、にこにこして隣に座っている。
(ここまで何事も無く来たが遂に地元のヤンキーに絡まれた・・・面倒だから取り敢えず移動しとくか?)
とか考えてながら当り障りの無い挨拶をすると予想外の会話がここから展開される。

茶髪の人「こんばんわっ!」
管 理 人「え?あ、こんばんわ(うわ〜絡まれてる?面倒だな〜)」
茶髪の人「おにーさん、沼津ですか?俺埼玉なんですよ!」
管 理 人「え?あ〜、この場を考えたら比較的近所だね(え?地元民じゃないの?)」
茶髪の人「バイクで旅ですかぁ。俺はチャリで旅してるんですよ」
管 理 人「え?チャリダーさんなの?言ったら悪いけどその見た目じゃわかんなかったよ(取り敢えず悪い奴では無さそうだな・・・て言うか面白そう)」
茶髪の人「あははは!良いんですよ、それが売りですから(笑)」
管 理 人「やべぇ、俺思い切り狙い通りの反応しちまった?(決定、コイツは面白いので信用して良し)」
茶髪の人「そうは見えない外見で、実は・・・って言うのが俺のスタイルなんです(笑)」
管 理 人「な〜るほどねぇ。地元のヤンキーかと思って警戒しちゃったよ(笑)」
茶髪の人「あははははは!そういう反応もしょっちゅうですよ(笑)今日はここで泊まりですか?」
管 理 人「いや、温泉であったまったしキャンプ場でも無いかなって思ってさ」
茶髪の人「俺、今日はここで寝るんですよ。もう今日はここで寝ちまいません?」
管 理 人「ここで?閉まっちゃうんじゃないの?」
茶髪の人「いや、ここの休憩室は24時間開いてるらしいんで。どうっすか?」

押し切られた格好にはなったがもう乗り気満々でバイクを休憩所横のチャリダー君の自転車の近くに移動させ、
チャリダー君に少し待っていてもらってチェーンルブを吹いているとチャリダー君にやはり若い男が話し掛けてきた。
ルブを吹きながら横で会話を聞いていると彼もやはりminiで旅をしている最中で
ここで一泊しようか考えていたらしいので二人で巻き込んでしまう(笑)

(後の会話でチャリダー君は大和田君と判明。ツーリングGO!GO!誌にも載ったとかで掲載時のカラーコピーを見せてもらった。
miniの人は夜、話している最中にキャンパーネームの話になり、愛知のスナフキンと決定)

管理人のチェーンルブ吹きが済んだところで三人で連れ立って道の駅の近くのコンビニへ買出し。
管理人はお燗がつけられるという缶入り日本酒を購入、二人はそれぞれ晩飯を買ったみたいで、
道の駅に戻ってから食事と取り留めのない会話が開始。途中で管理人の山形牛もレアステーキにして提供、
すっかり打ち解けてから自己紹介したりごちゃごちゃだが楽しい時間が過ぎていく。
全員が移動手段の異なる旅の最中なので翌朝の話になると方向も起きる予定の時間もバラバラな事が判明し、
夜も更けてきたと言うのに記念撮影が始まったり、連絡先の交換をしたりする辺りもかなり滅茶苦茶(笑)

翌朝、出発前に撮った大和田君の自転車と管理人の相方  左から
 ぱっと見チャリダーには見えない大和田君
 実は眠気に襲われている管理人
 文筆業を目指している愛知のスナフキン君

楽しい時間はどんどん過ぎていく。 翌日もそこそこ走る予定で、翌々日には約束もある管理人は若い二人よりも少し先に寝る事に。
温泉の直後にインナーを着たのと室内である事、それに熱燗も作用してか寒さは微塵も感じない。
マットを床に敷いてシュラフに入ると少し汗ばむ程だ。横になりながら会話を続け、そのままだらだらっと就寝。




本日の走行距離 202km

第一日目に戻る  第二日目に戻る  第四日目に続く